地球外生命体の襲来に備える(fiction)
◎ホーキング博士を失った地球人
2018年3月14日、地球外生命体の脅威に関する理論を一般の民衆にも手に入る形で発信した宇宙に関する最先端の知見を持つ科学者、スティーブン・ホーキング博士がこの世を去った。
博士の死去により、私達一般の民衆はNASAによって隠蔽された地球外生命体についての真実を伺い知ることは愚か、その存在に危機感やリアリティを感じる機会すら失いつつある。
無知で鈍感な私達がホーキング博士の警鐘を時と共に忘れ、宇宙開発や宇宙観光など明るい側面ばかりを夢見ているこの瞬間にも、既に地球に侵入し、潜伏中の地球外生命体は地球侵略のその日に向けて、着々と準備を進めているかもしれない。
◎地球侵略の動機
つい最近、太陽系外の銀河に地球と類似した惑星が確認された今日、地球外生命体の存在は安易に否定されることもなくなりつつある。
では、地球外生命体が存在するのは確かとして、彼らが地球を目指し、侵略または地球人になんらかのダメージを与えると予想されるのは何故か。その目的は何か。
①地球より圧倒的に進んだ文明の場合
地球そのものの保護が目的。
地球環境に悪影響を与え続ける人類の個体数調整。人類も生物の一種として保護対象ではある。
②地球よりやや進んだ文明の場合
この場合の地球外生命体の外見は、ほぼ今の地球人と同じか、やや顎や骨が細く退化している程度かと思われる。
地球から見たら、未来的な建造物や乗り物に囲まれて暮らす彼等は、地球環境を見てノスタルジーを感じる。そして贅沢な移住先や観光地、または不足した土地を補うために地球を利用しようと考える。まるで地球人が南国の島々を移住先としたり、観光地化して来たように。
◎地球外生命体の襲来から自分を守る
地球外生命体の襲来をだいぶ先の未来の事と考え、のらりくらりと過ごしている私達地球人。しかし、それはいつ起こってもおかしくない。NASAは既に地球外生命体と交渉する場として月面に再度人を送り、基地開発に着手しようと画策していると思われる。
では実際そのような事態が起きたとき、私達が、うまくサバイブできる可能性は残されているのだろうか…。
①地球より圧倒的に進んだ文明による襲来の場合
この場合、彼らは人類も、1つの生物種として保護する姿勢を持っている。その為、地球環境に悪影響を与える存在から始末の対象となるだろう。
客観的に地球環境の為を思うなら、彼らに協力する方が地球の為なのかもしれない。
彼らに協力できるレベルの能力、ノウハウを持つ人間は彼らと協力・共存しより良い地球環境の構築という壮大なプロジェクトに参加することができる上に、先々彼らの母星を訪問する機会もきっとあるだろう。
・予想される、必要とされる能力・ノウハウ
生物の知識、酪農や農業など理論だけでないスキル、地質学、鉱石の知識、古代を含む生物の歴史、人類史の知識。
遺伝子学。海洋学。
人類種保護の為、人類の文化の知識とスキル(スポーツ、音楽、アート、伝統工芸など)
②地球よりやや進んだ文明の場合
現在の地球内のリゾート化した土地、、または、歴史上の植民地を参考にすることができる。
・必要な能力・スキル
コミュニケーション能力、地理、歴史、自然科学、生物の知識全般、ホスピタリティ、ネゴシエーション能力
◎今、我々にできる準備
いつ来るかわからないその日に備え、危機感を持つものだけが準備をできる。
彼らの前には軍隊すら無力、私達に交戦能力が無い以上、うまく融和するか、自滅するか、道は二つに一つである。
もちろん私は融和の道をとり、したたかにサバイブし、新たな世界をこの目で見たいと願う。
ではその為に今出来る事は
①コミュニケーション能力の向上
この人苦手、などと言ってはいられない。誰と話しても有益な情報を相手から引き出したり、こちらの困っている事を伝え、協力してもらえる話術を身につけるため、、とにかく人と会い、コミュニケーションに長けた人を観察し、練習、つまり誰とでも会話する。
②自然科学の徹底的な学習と最先端の知識を得ること。
具体的にはNASAとJAXAのホームページは毎週チェックする、科学雑誌をできる限り読む。ネットは、過信しない。
最先端の情報は常に英語で発信される為英語の学習も不可欠。ただ、追いつかない為辞書片手に意地でも読む。
③健康とスポーツ
スポーツを楽しむ能力、地球生まれの地球の重力に適したスポーツを習得し宇宙人に教えられれば大きなメリットがある。
また、健康でなければ使えない。
なるべく多くのスポーツに親しみ、
健康に日頃から留意する。
悪いところは早く治す、が、少しくらいの不調は平気そうに振る舞うメンタルも必要。楽器も出来ると良いです。空気の濃度や成分によって、今地球にある楽器も地球固有のものである可能性が高いからである。
④集団に紛れるべき時
上記の①〜③にまだ自信の無いうちは、なるべく集団に紛れて目立たぬよう行動しつつ、①〜③の向上に励む。ニートや不登校児童は気をつけて。今の会社や学校に行くのがハードルが高い人は、自分の行きやすい職場や学校を探してでも通おう。